季節の一画 9月 アップ : 2023.9.1
初秋の尾瀬ヶ原と至仏山 (2228m) -群馬県-
ハイカーの多い夏の喧噪を避けて、9月に尾瀬ヶ原へ。
カラマツの黄葉が始まり、木道の周りは、色づき始めた草モミジの絨毯。
優しい稜線をいだく至仏山が眼前に望まれ、登高の日々が回想された。
中腹以上は紅葉しているのか、薄い赤紫の山肌だった。
至仏山は深田久弥の「日本百名山」である。
百名山登頂を目指している人で、「仏に至る山」と解釈して、この山を最後に登る人もいるとか。
【山名の由来】至仏岳の別名がある。深田久弥の『日本百名山』によると、至仏山の名前は片品側の呼び名で、
利根側では倉岳山と呼ばれているという。
また大正時代、登る道がなくて渋沢沿いに登ったので、その「しぶっさわ」から来たのでは、との考えもあるという。
ところが、渋沢がどの沢を指すのか、地図をいろいろ見たが、載っていない。