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八ヶ岳 2899m  アップ:2021.17
「二千八百米という標高は、富士山と日本アルプス以外には、ここしかない。わが国では貴重な高さである。この高さがきびしい寒気を呼んで、
アルピニストの冬季登山の道場となり、この高さが裸の岩稜地帯を生んで、高山植物の宝庫を作っている。」
 *深田久弥の『日本百名山』からの引用。

△ 地蔵尾根を登り切った稜線から主峰の赤岳2899mを仰ぐ。手前の小屋は赤岳天望荘、山頂は赤岳頂上小屋。
 最高峰の天辺に目立つ山小屋があるなんて・・と、いつも思います。8月。

△ 赤岳鉱泉から仰いだ赤岳。険しい岩稜です。8月。

△ 上と同じく、赤岳鉱泉からの横岳 (最高峰が2829m)。この3枚は画像がつながっています。8月。

△ 赤岳鉱泉からの横岳の突起峰・・大同心です。 右は赤岳山頂からの阿弥陀岳2805m。8月。
 赤いテント (チェルト) は私のもの。ナイロン製で、ポール含めて重さ2キロ。30代~40代に活躍してくれました。

△ 赤岳頂上。8月。 右は阿弥陀岳頂上。8月。

△ 編笠山 (2524m) 頂上から見上げる八ヶ岳の中心部。左から阿弥陀岳、中岳とその奥に横岳、そして鋭峰の赤岳。さらに右はギボシ、権現岳本峰。豪快です。7月。

△ モノクロ写真時代の横岳。年末に赤岳鉱泉~硫黄岳~天狗岳と縦走した時の風景。雪の多い年末でした。
  
△ 小海線の清里から見た赤岳。豪壮な山容です。6月。   右は上の雪山写真と同じ日。31歳の我が輩です。
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【八ヶ岳登山】
 20代から30代にかけて、八ヶ岳には10数回訪れています。赤岳だけでも、夏冬合わせて5~6回は登っています。
 文化の日には初雪を踏み、勤労感謝の日には本格的な冬山登山・・と、八ヶ岳は数多く、楽しませてくれました。
 一番の思いでは、年末年始に赤岳鉱泉をベースとして、仲間達と赤岳や硫黄岳~横岳などを登って、夜はテントで宴会・・でしょうか。
 11月に北八ツからテントを担いで、南八ツの峰峰を越えて、小淵沢駅まで縦走したことも、心に残る登山でした。

 しかし、当時のモノクロ写真はすべて処分してしまって、手元にはない。
 今のように、ホームページで発信できるのを知っていたら、捨てることもなかったのに・・です。
 それは、他の山にも言えることですが・・。