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乗鞍岳 3026m   アップ:2020.11.5
「それを少し誇張して言うと、穂高信者は闘争的で、現実的で、ドライなのに引きかえ、乗鞍信者は平和的で、浪漫的で、ウェットである。」 
*深田久弥の『日本百名山』からの引用。

△ 乗鞍スキーリゾートから遠望した乗鞍岳。左が高天ヶ原2829m、中央が主峰の剣ヶ峰3026m。右側は摩利支天岳2873m、富士見岳2817m。
 稜線はたっぷりの雪。数メートルは積もっているでしょう。
 ゲレンデを見て、お気づきでしょうか。ボーダーが一人もいません。ボードがまだ普及していない30年ほど前の写真です。

△ 野麦峠1672mから遠望した5月初めの乗鞍岳。麓は新緑だったが、峠一帯は、芽吹きを待っている装い。
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*乗鞍岳-1992年の夏山-

△ 肩ノ小屋辺りから遠望した乗鞍岳(奥)。 右は乗鞍岳山頂。3000m峰で最も手軽に登れる乗鞍岳は、子供も登ります。

△ 剣ヶ峰から肩ノ小屋 (中央の鞍部) 、コロナ観測所(白いドーム)方面を望んで。 右は剣ヶ峰近くにある権現池。
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*乗鞍岳の夏の花

△ チングルマ。右はミヤマキンバイ。

△ ウサギギク。 右のヤナギランは、今は一般車の通行が禁止となったエコーライン沿いで。
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△ 乗鞍岳の登山基地の畳平にある標識。 右は一ノ瀬高原から遠望した秋の乗鞍岳。

△ 乗鞍岳の大雪渓です。年によっては8月上旬までスキーが可能。しかし、リフトはないので、エコーラインの大雪渓下から、スキーを担いで登らなくては滑れない。
  これが、随分きついです。何しろ、標高が2600~2700mもあり、酸素が薄いからです。
  右画は、私のスキー。不整地 (コブ・コブ) 斜面を、60cmの短い板で滑っています。長い板は、担いで登ると重いので。  
  *なお、この大雪渓の写真は30年ほど前のものです。当時は一般車でもエコーラインが通行できました。 
  現在は、夏期にシャトルバスが大雪渓下まで運行しているようです。
  下記のサイトは、最近の大雪渓のスキー動画です。
  https://www.youtube.com/watch?v=OYJki5_tDXo