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折々の富士山-②  更新:2023.12.18
■ 能岳からの富士山 アップ:2023.12.18

△ 中央沿線の上野原駅の北方、能岳 (543m) からの富士山です。今冬は、雪に覆われるのが遅かった霊峰は、やっと富士山らしくなりました。
 道志山塊の山々も、くっきりと。どれも懐かしい、曽遊の山々です。
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■ 曽我梅林からの富士山 アップ:2023.3.1

△ 小田原市内の曽我梅林(中河原梅林、別所梅林)は、花と富士山の撮影が楽しめるところ。上の2画は中河原梅林で。

△ 左は中河原梅林、右は別所梅林にて。

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■ 富士山の火口と万年雪。 夏の富士登山が禁止  アップ:2020.6.2

△ 上の画像は10数年前のもので、山頂にドームがありますが、現在は撤去されています。

 コロナウィルスのために、夏の間、富士山が登山禁止になりました。山梨県側、静岡県側両方ともコースが閉鎖、山小屋も休業、夏山診療所も休業です。いつもの夏の山小屋だったら、畳1枚に2名が寝るような 「密状態」。感染防止のためには、休業がよろしいでしょう。

 画像は、富士山の山頂へ登らないと見ることのできない光景、頂上の噴火口です。凄まじい噴火の跡です。火口壁面で、白く光って見えるのが万年雪。万年雪の表面を除けば、中の方は氷の状態かと思われます。

*国土地理院のホームページでは、「万年雪とは、高い山などで一年中、積もった雪や氷のかたまりが残っているものをいいます。万年雪の記号は9月のときに50メートル×50メートル以上のあるものを表示しています。」と、あります。 下の地形図では、青い色の点々(・・・) 印が万年雪を表しています。
 また近年、日本の雪氷研究家の間では、「万年雪」という呼び方は使わずに、「多年性雪渓」と呼んでいます。「越年性雪渓」と、言う方もいます。



*地形図では、郵便局の記号があります。「富士山頂郵便局」です。
 ウィキペデイアによると、「開設期間は夏季のみで営業時間 (6:00-14:00) となっている。貯金や保険は取り扱っていない。富士山柄の切手を貼り付けた登山証明書の発行やオリジナルポストカードの販売など当局独自のサービスがあり、多くの登山客に利用されている。職員は最長1週間勤務の交代制がとられている」と、あります。

*地形図でもう1つ、富士山の標高に注目してください。3つありますよ?
それについては、富士山電子基準点等関係図をご覧ください。 また、富士山頂には電子基準点が設置されています (画像・・国土地理院のHPから転載)。

*なお、火口の中に標高点3535mがあります。ここは、火口の最も低い場所かと思われます。最高所よりも241mも低く、火口の深さが分かります。
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◆ アップ:2020.5.27

△ 本栖湖と富士山。整斉とした山容です。  右は、富士山の北東に位置する高川山976mの頂上から。高川山は、富士眺望の山として人気があります。


△ 山梨県側の奥庭から見上げた8月初めの富士山。山肌が赤銅色です。  
  右は静岡県側、富士宮口登山コースの6合目付近からの撮影で、9月初め。紅葉しているのは、オンタデ(御蓼)。傾斜が緩く見えるのは広角レンズのため。