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那須岳 1917m (三本槍岳)  アップ:2021.5.9
「まず正面に大きく現れるのが茶臼岳である。これは那須連山の最高峰であるのみでなく、盛んな噴煙をあげているので、
一偉観である。現在唯一の活火山である。」
 *深田久弥の『日本百名山』からの引用。
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■那須岳-初夏-

△ 5月。ミネザクラの花が咲く日の出平と茶臼岳1915m。

△ 6月。シャクナゲの花が咲く大白森山から三本槍岳(1917m 左)と旭岳(1835m)を遠望。
■那須岳-夏-

△ 8月。朝日岳から、対峙する茶臼岳を撮影。豪快な山容。活火山で地熱が高いためか、草木が生えない。

△ 8月。三本槍岳から会津・下野国境の稜線。中央の高い山が三倉山1888m。

△ 那須岳エリアにある池沼で、最も美しい鏡ヶ沼。空と緑を映して名前通りに鏡の様。8月。

△ 8月。荒々しい岩峰の朝日岳1896m。その山容から「ニセ穂高」とも呼ばれています。

△ 7月。流石山(1822m)へ登る途中の斜面は、ニッコウキスゲが咲き乱れます。

△ 7月。アカバナシモツケソウと茶臼岳。南月山(1776m)から黒尾谷山(1589m)へ向かう途中で。
■那須岳-秋-

△ 10月。紅葉の名所、姥ヶ平から見上げる茶臼岳。

△ 10月。同じく姥ヶ平から遠望した大倉山1885m。遠くに三倉山(1888m)も覗いています。

△ 9月。スダレ山付近から見上げた三本槍岳1917m。

△ 10月。大倉山の近くから横一列の那須連山を遠望。手前の沼は那須岳最大の池塘で「五葉の泉」。

△ 会津側、大峠へ向かう途中にある日暮滝。10月。

△ 会津の下郷町音金地区から見上げた9月の三倉山1888m。「クラ」は地形用語で、岩・谷・断崖・岩場。つまり山のこと。
 確かに3つの山が重なって見えます。左が一ノ倉、中央が三倉山、右が三角点峰。
 登山口から三倉山まで標高差が1160m。那須岳周辺の登山ルートとしては、最も勾配のきつい山。
■那須岳-冬-

△ 11月。これも茶臼岳から遠望。遠くの雪山は飯豊連山。

△ 11月。那須岳エリアで、最も雪の多い会津・下野国境。左端が大倉山、中央が三倉山。茶臼岳から。

△ 2月。雪たっぷりの茶臼岳。ジーンズスキー場から。
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那須岳は、登山ガイドブックの調査で30年以上も通い続けている山。写真が多くて、選ぶのに困るほど。
那須岳は「那須五岳」といわれ、南から黒尾谷山1589m、南月山1776m、茶臼岳1915m、朝日岳1896m、三本槍岳1917mの5峰。
また、三本槍岳から北へ続く旭岳~甲子山、そして二岐山や、西へ続く流石山~大倉山~三倉山などは、登山家の間で「奥那須」「裏那須」などと呼ばれています。。

深田久弥の『日本百名山』の那須岳の項目では、紙幅の4分の3は那須岳の歴史や伝説のことに触れていて、直接山に関係する字数が少ない。
しかも、どの山に登ったのか、そのことが書かれていない。
また、茶臼岳は那須岳の最高峰・・と書いてあるが、最高峰は三本槍岳です。
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■那須岳については、ここでは風景画のみですが、花は、ほかのサイトでも掲載してあります。参考まで。
www.sanbonyari.net/kouzan-shokubutsu-nagareishi.html